人生には、金銭も快適な住居も健康で豊かな食事も必要だ。それらを手にすることによって、人は独立し、自由に生きることができる。
ところが、そういった所有が度を越すと、一点して人は所有欲の奴隷になってしまう。所有するために人生の時間を費やし、休息の時間まで交際に拘束され、組織にあやつられ、あげくのはては国家にまで縛られてしまうのだ。
人生とは、限りなく多く所有する競争のために与えられた時間ではないはずだ。
-『さまざまな意見と箴言』